ベトナム ホーチミンにある人材紹介会社マップ

ホーチミンで就職・転職をしたい人のために、ホーチミンにある人材紹介会社の地図を掲載しています。
ぜひ、参考になさってください。

キャリアリンクベトナム ホーチミン本社

住所:R302, 270-272 Cong Hoa, Tan Binh, HCMC, Vietnam

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GAコンサルタンツ ホーチミン支社

住所:Room 2B-2C, 2nd Floor, 180 Pasteur, District 1, HCM, Vietnam

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AGAリクルートメント ホーチミン支社

住所:12F Harbour View Tower, 35 Nguyen Hue, District 1, HCM, Vietnam

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JACリクルートメント ホーチミン

住所:Floor 19, Ruby Tower, 81-83-83B-85 Ham Nghi, District 1, HCMC, Vietnam

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RGFベトナム ホーチミン

住所:Room 1104, Sailing Tower, 111A Pasteur, District 1, HCM, Vietnam

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アイコニックベトナム ホーチミン支社

住所:10F Citilight Tower, 45 Vo Thi Sau, District 1, HCM, Vietnam

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ジェリーフィッシュベトナム ホーチミン支社

住所:4th Floor, Central Park Office Building 117 Nguyen Du, Ben Thanh ward, District 1, HCM, Vietnam

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アサヒテック ホーチミンオフィス

住所:Room 1011, 10th floor Zen plaza 54-56 Nguyen Trai St., Dist.1, Ho Chi Minh City

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*Google Maps上に会社登録をされていない場合は、入居する建物・ビルにポイントしています。

どのようにしてベトナムで素晴らしい職を得て、新たな体験の日々を送るようになったか

私はずっと海外で働きたいと思っていました。特にアジアでです。ジョージ・オーウェルやジョゼフ・コンラッドが描いたビルマやアフリカを舞台とした小説の影響を受けて、見知らぬ遠い国で暮らすことを夢見ていました。六本木にあるショッピングセンターや華やかなカフェは別として、世界にはまだ未知の体験ができる場所があるはずだという考えるのが一番楽しかったのです。

私が夢見たのは未知の体験だけではありませんでした。太平洋の向こう側で働くチャンスがあるはずだと考えたのです。東京で4人のルームメイトとボロボロの家に暮らしながら、年間42,000ドル稼いだ自分のスキルセットなら、アジアでもっと良い暮らしができると考えました。2014年には国立大学を卒業する予定だった私は、履歴書を作りながら、アジアできちんと仕事に就いて、東京での生活よりも良い暮らしができるはずだと心から信じていました。

そして2015年にはその夢をほぼ叶えることができました。毎朝、ベトナムの首都、ハノイの騒がしいバイクの音や通りの行商人の声、電線に吊られた拡声器から聴こえてくる政府の朝の放送、埃っぽい空気の中で目を覚ますのです。この世界はどこから見ても私が生まれ育った世界とは違っていて、まさに私が夢見た未知の体験でした。

ただ、ひとつだけ夢見たものではなかったのが仕事です。憎いくらいでした。
「憎い」という表現は強い言い方かも知れませんが、本当に嫌いでした。私は「ホスピタリティ産業のスタートアップ企業」の全段階にあると言われた所で働いていましたが、実際はその事業は自転車操業で立ち行かない状態でした。その会社が不正を行っていたと気付いたのは3か月ほど経ってからで、そこで会社には銀行口座を持っている人がおらず、私の給料もクローゼットに隠しておかなくてはならなかったことにも納得しました。

私はその仕事を辞めなければなりませんでしたが、ベトナムにはどうしても残りたいと思いました。まだ十分に未知の世界を堪能してなかったし、ハノイでの8か月の生活で、やっとベトナムでの生活に慣れてきたところだったのです。
オンラインで必死に仕事を探し、ベトナムに2つのオフィスを構えるデンマークのテクノロジー企業に応募しました。大学で専攻したとはいえ実務経験がほとんどないのにどうして海外のテクノロジー企業に行きついたかというと、特に理由もなく、無理を承知でとにかく応募したのです。

オンラインでその求人に応募しましたがすぐに落とされてしまいました。ベトナム人の人事担当チームは、そのポジションでは欧米人を雇う予定はないと知らせてくれましたが、もしその他で空きがあれば教えてくれるとのことでした。

気持ちとしては、負けを認めたくない気持ちでした。帰国したくはありませんでした。東京には戻りたくなかったのです。アジアで一年生活してからでは、東京の普通の暮らしが恐ろしくさえ思えました。もし帰ってしまったら、大多数の他の人たちのように、東京の郊外での生活に甘んじるのです。私の冒険は終わりを告げ、プリウスに乗ってフ六本木で買い物をして、フレッシュネスバーガーでバーガーやポテトを食べる日々に息を詰まらせるのです。

そんなことはできませんでした。あの時帰るわけにはいきませんでした。そこで私を不合格にした会社のホームページに戻りました。そこにはその会社のCEOのeメールアドレスが載っていたので、すぐさま自分がすでにハノイで暮らしていること、人事には不合格にされたこと、それでもその会社で働きたいと強く思っているという内容のカバーレターを書いて送信しました。

それから何時間かして、その会社のCEOから返信が来ました。驚いたことに、これは私の考えですが、私がすでにベトナムのハノイで暮らしていたこと、そしていわゆる「興味深い経歴」を持っていたことから、その会社のアジア支部の業務部長を紹介してくれたのです。

その後ひと月の間に何度か面接を受けて、ようやくプロジェクトマネジャーとして働くことになりました。

信じられない話ですが、それから一年ほど経ちました。私はまだPMとして働いていて、沿岸都市のダナンで暮らしています。東南アジア有数のビーチまで歩いて5分という立地のアパートには寝室が2つあります。そして、毎月東京にいた頃よりも多くの貯金もできています。

あのとき諦めずにCEOにまでメールを送って、断りの返事が来なかっただけでなく、自分を売り込むための方法にたどりつき、本来の採用手順を曲げられるくらいの創造力を持てたことを本当に嬉しく思っています。そして諦めないことの大切さや、ハノイで起こったことや、海外で働くためにとった行動など、私の話から知ってもらえたらと思います。今の雇用市場では、自分のスキルを売り込むためにクリエイティブになる必要があります。そして同時に自分の価値を最大限に買ってもらえる場所を見つけなければならないでしょう。

個人的なことですが、私は海外で働くことで、ここでは書ききれないほど多くのことを学ぶことができました。そしてそのおかげでずっと夢見てきた生活を手に入れることができています。私が今の仕事に就くまでにたどってきた道は一般的とは見られていません。けれども、このグローバリゼーションの世界で、ますます多くの大学新卒者が海外での仕事を求めるようになるでしょう。そしてインドやベトナムのように、世界中で爆発的に増える新興都市は、そういった求職者達を温かく受け入れてくれるはずです。

自ら世界や世界が持つ可能性に飛び込もうとしている人たちは、故郷で考えていた以上のチャンスを手にすることができるだろうと、私はずっと思っています。そして、皆さんが私のたどった道を歩き、世界が与えてくれるチャンスを逃すことのないようにお手伝いできたらと思っています。

ベトナムで働く情報システム部門労働者の賃金・利益・技術に関する2017年の年次報告

東南アジアの求人情報ウェブサイト「キャリアリンク」は、ベトナムで働く情報システム部門労働者の報告・利益・技術に関する2017年の年次報告を発表しました。

報告書に記載されている情報は、キャリアリンクに過去数年掲載されたIT関連の求人や、ベトナムの2,400人の情報システム部門労働者や70の企業で行われた調査で集められたデータに基づいています。
情報技術部門で働く労働者を支援するための手段の提供を目的として、今年から毎年、こういった類の報告が行われることになっています。雇用のニーズやベストエンプロイヤー企業の関連会社、スキルの傾向の予測に関する最新の情報を通じて、ベトナムの情報技術部門の人材が多角的なスキルを身につけ、世界のプログラマーたちと肩を並べられるようテック系の職業を増やし、活性化させるために利用することが目的です。

IT産業での職業需要の高さは過去最高 この先数年は伸び続ける見込み
およそ3年の間に、IT関連の求人数は5倍になっています。2013年にキャリアリンクで掲載されたIT関連の求人数は2,892件でしたが、2016年には15,821件にまで増えました。ベトナムは、ITアウトソーシングサービスを多く利用できる国の上位に位置付けられています。15年前のIT産業は大手アウトソーシング企業にほぼ独占されていましたが、現在は国内に開発センターを設置する商品開発企業が増えたことで、質の高いITサービスを提供できるようになってきています。ホーチミン市は、2016年のテック系企業の求人の53%を占めており、中枢の座を維持しています。また、同年43%の求人があったハノイ市のテックシーンも成長中です。

月収2,000米ドル以上を稼ぐベトナムのプログラマー
2016年のキャリアリンクから集めたデータや、ベトナムのIT系求職者の調査結果をもとに算出されたソフトウェアエンジニア一人あたりの月収は、最新技術に携わったことがある場合で1,300〜2,200米ドル以上とされています。Objective-CもしくはPHPのスキルを持つ場合の報酬が高いようです。

この調査に参加した雇用者の81%は、2017年に実績評価、給与査定を行う予定だとしており、さらに6〜20%の昇給が見込まれます。

魅力と多様性が増す情報技術部門エンジニアの特典
IT市場の競争力は高まり、そこから得られる利益は、情報技術部門の労働者を惹きつけ、維持するための重要な要素になっています。ITエンジニアは、適正な報酬を得ることで、雇用者側の配慮を感じており、評価しています。従業員給付制度の重点がモチベーションの向上と正しい評価に置かれているのです。企業側は雇用の機会やボーナスだけでなく、「くつろげる」ようなオフィススペースの提供にも努めています。海外IT企業でも、従業員の特典は様々です。研修に伴うキャリアアップや、アメリカ・ヨーロッパ・日本・オーストラリアなどへの出張、13カ月、あるいは14カ月手当、ボーナス、持ち株制度、開放的で現代的な職場、仕事と生活の調和に伴う柔軟な労働時間制などがあります。

キャリアリンクの調査では、情報技術部門で働く労働者の40%が現在より高い報酬、従業員特典の申し出があれば転職を考えるだろうと答えています。雇用者にとっては、テック系労働者を企業に留めておくこと、そして魅力あるオファーを行うことが大きな課題でしょう。

ITエンジニア志望者に重要となる認定資格
IT認定資格は志望者の採用の基準となります。雇用者側は認定資格の価値を認めており、資格取得にかかる費用の支援を行ってくれます。プロジェクトマネジメントや、アジャイルソフトウェア開発・シスコシステムズ・マイクロソフト・アマゾンウェブサービスなどは、企業が認める認定資格の上位に入ります。

IT企業の54%はIT関連の資格認定を持つエンジニアには高い報酬を支払うことをいとわないでしょう。
ほとんどの企業には、従業員の仕事に関する資格認定取得をサポートするための方針があるようです。IT技術者は、英語やIT技術、リーダーシップ・プロジェクトマネジメントなどのスキルアップの研修費の面で、企業のサポートを受けることができるとの調査報告があります。また、志望者の79%が、オンラインの文書で独自に新たなスキルを身につけたともされています。

2017年IT業界の雇用トレンド
このレポートでは、2017年に人事担当が求めるプログラミングスキルのトップ5が明らかになっています。JavaScript・PHP・C#・HTML5・Javaの5つです。2017年は特に、JavaScriptとJavaScriptに関するフレームワークの需要が高まるでしょう。また、調査を行った企業の50%以上が次年度の採用計画ではその需要を抑えています。さらに、AngulaJS(JavaScriptで書かれたオープンソースのウェブフレームワーク)や、ネイティブモバイルプラットフォームに関する知識があり、実際に携わったことのあるIT技術者は、今年はかなり多くIT関連企業で雇用されるでしょう。

2017年は、世界のテクノロジートレンドに関連のあるスキルがベトナムのIT市場に影響を及ぼすでしょう。クラウドコンピューティング・ネットワークセキュリティ・ビッグデータ・IoT・ドッカーなどの需要は高く、現在の流れに後れを取らないためにも、このトレンドを認識しておくことは重要と言えます。

今回の報告者を代表して、キャリアリンクのヒエン氏は次のように述べています。「我々は今年、何百ものIT企業からの仕事を請け負い、ITエンジニアの要求や期待などをよく知るために何千人ものITエンジニアと会いました。このレポートを通して我々が担う仕事は、ベトナムのテック系労働者に現在のIT雇用市場の報酬や特典、スキルについての実情を伝えることです。ベトナムのITシーンは今、かなり熾烈な戦いが繰り広げられている国の一つでしょう。ぜひとも良い方向へ持っていきたいものです。」

ベトナムでの英語指導

南国の気候・美しいビーチや川の流れ・文化的遺構・活気にあふれた町をたずさえるベトナムは、世界でも人気の高いESL教員の赴任地です。ベトナムを祖国とする人々は8,300万人ほどで、南ベトナムを代表するのは、うっそうと生い茂る熱帯雨林、いくつにも分かれた川の支流、熱く湿度の高い熱帯性の気候、そしてもちろんホーチミン市です。

北ベトナムは比較的涼しい気候・美しい山々と山間集落・コロニアルスタイルの建造物で知られています。ベトナム政府は、経済繁栄のために英語学習を重要視しています。

ぜひ、ベトナムで教員の仕事をしてください。ベトナムでは教師をしながらベトナムの文化にどっぷりと浸かることができます。英語教師としての報酬を得ながら、食べ物から文化、言葉に至るまで、ベトナムの全てを楽しむことができます。

また、水準以上の月収で、さほどお金もかからずに暮らすことができます。ベトナムの教師の仕事に就くと、住宅費・渡航費は全額支給されるので、ベトナム・東南アジアの生活を楽しみながら、貯金も可能なのです。

テフル(TEFL)認定資格者の皆様へ、ベトナムでの英語教員職

熱心に指導を行い、同時に、美しく多様な文化を有するこの国について学びたいと希望する教師が求められています。
募集するのは主に、ベトナムの都市部や、ハノイにあるインターナショナルスクールと公立の学校の職員です。K12(ケートゥエルブ:幼稚園から高等学校を卒業までの期間)の、英語・数学・理科・社会科などの複数の科目を指導が可能な人材を求めています。

指導経験があることが望ましいですが、必須条件ではありません。就労許可に関する政府規則にのっとって、TEFL認定(100時間コース)の資格が必要です。

現在転職をお考えの方は、ベトナムで英語教員をしてみるのも良いかもしれません。

ベトナムの一般的なESL教員の職務内容

職務内容:
一週間に24コマまで(指導対象学年によって、60分と45分の授業があります)
保護者との面談・P.D Days(数日のプロフェッショナルディベロップメントデー:教員の自己研鑚の日で学校は休みとなります)
就業日は月曜日から金曜日まで。時間は午前7時45分から午後4時45分までとし、昼食の時間を1時間とります。

ベトナムで教師をするメリット
1.月収1000米ドル以上。
2.家具付きの住居で家賃は無料か、毎月全額支給。
3.渡航費の返還
4.有給休暇10.5日と国民の祝日
5.その他、経験・資格・赴任地の希望により考慮。

英語教員にはビザが必要です
就労許可を出すのはベトナム労働傷病社会省で、ベトナムでは、外国人の就労許可の権限を持つ唯一の政府機関です。就労許可の有効期限は3年となっています。

雇用先ではビザと就労許可の取得の手助けをしてくれます。ベトナムで、法的に問題なく教師の仕事をするためには、学士課程教育を全て終えていること、国際的に認められているTEFL資格を持っていること、母国の犯罪経歴証明書が必要です。

ベトナムで求められる質の良い仕事

前のブログをいじっていたら5年前の記事が出てきたのでここに掲載します。いい気づきになればと思います。

この20年ほどで、何百万というベトナム人は貧困から脱してきました。急激な経済成長とその活気のおかげで雇用状況が改善されたためです。1990年代初頭は、ベトナムの人々の58%が極めて貧しく、一日あたり1.10米ドル(現在の物価で約23,000ベトナムドン)以下という暮らしをしていました。けれども、2010年にはその値が10%以下まで下がっています。

最近の世界銀行・IMF会議では、世界各国の首脳陣が2030年までに極度の貧困を世界の3%まで削減することを約束しています。この件に関してベトナムは、順調に目標を達成し、さらに発展が進んでいると言えます。貧困撲滅のためにベトナムが取り組んでいるのは、貧困縮小の迅速化です。特に少数民族が暮らす地域への取り組みを熱心に行っています。

ベトナムの実情として貧困縮小のために必要としているのは、より多くの働き口と、より質の高い仕事です。雇用市場に流入するベトナム人の若い世代が年々増えており、この問題は深刻化しています。2011年末までの10年間で新たなに加わった労働人口は、およそ1千万人以上でした。政府機関が行った最新の予測では、ベトナム人の100万人近くが失業中で、100万人以上が不完全雇用の状態にあるとのされています。そのためベトナムでは、毎年およそ100万件の雇用の創出が求められているのです。また同時に、経済成長の減速化という点についても対処しなくてはなりません。

特にベトナムの15歳から24歳までの年齢層がこの問題の弊害を被っており、失業者全体の半数近くを占めています。ベトナム政府は、迅速かつ包括的・安定的な発展を推進し、格差をなくしていくために、質の高い働き口を、適切な部門に斡旋し、若者世代の希望を叶えなくてはいけないという課題に直面しています。

この問題が特に顕著なのは農村地帯や山間部です。これらの地域では農業従事者が多すぎるため、効率が上がらず、賃金水準の改善がほとんど見込めないのです。昨今の景気の停滞により、多くの人が低賃金で、不安定な、インフォーマルセクターの職業に従事せざるを得なくなっています。また、収入が低く、安定しないことで、生活困難者が増加することとなっています。

この課題には、外的な競争環境も含まれます。ベトナムは、競争力の高い製品の輸出国としのぎを削っていますが、それらのライバル達と同様に、やっかいな構造改革に直面しています。国営企業のさらなる効率化を行うこと、そして、適正な奨励金を支給して民間部門への支援を行い、中小企業を育成することが重要です。課題となっているのは、効率の良い公共部門を作ることです。そのためには、官僚による規制を排除し、民間部門を活発化させて雇用創出を拡大することが求められます。中小企業には特別な配慮が必要でしょう。それは、新規雇用を生み出すために金融サービスを受けられるようにすることです。また、農村部の収入拡大には、政策の近代化・農業の付加価値の向上を実施することが重要です。

そうしたベトナムの未来に向けて、早期幼児教育から高等教育に至るまでの改革は、生涯学習の文化の構築と併せて重要事項です。この場合、適切なスキルがものを言います。世界銀行が行ったベトナムのスキルに関する最新の調査では、雇用者は技術的なスキルだけでなく、クリティカルシンキング・問題解決力などの認知能力や、信頼性・チームワークスキル・コミュニケーションスキルなどの行動スキルも求めていることが分かっています。

政府には、これらの課題に対処するための切り札としての政策レバーがあります。科学・数学・エンジニアリング・調査開発にかける公的資金の増額もその一つです。また同時に、その資金を上手く配分できるよう取り計らう必要があります。例えば、特に貧困層や少数民族の学生向けとした奨学金や学資ローンのための公共支出に、より的を絞ること。それから、大学カリキュラムと起業家活動支援の繋がりを強化するために、選定大学と産業の連携を奨励することです。より質の高い雇用を生み出すという課題は、政府だけのものではなく、次世代のために協力して取り組まなければならない課題であり、全てのベトナム人にとっての使命なのです。
アクセル・バン・トロッツェンバーグ氏は、世界銀行東アジア・太平洋地域総局の副総裁を務めています。

ベトナムの人々と上手く働く

ベトナムは2007年にWTOに加盟しており、ベトナムでビジネスを展開しようという海外企業が多くのチャンスを手にしています。ワールド・エコノミックによると、ベトナムにはすでに、海外投資家にアピールするに足る多くの競争メリット、強い投資環境が備わっているようです。文化の違いで起こるトラブルを避けるためにも、ベトナム人の同僚・パートナーと上手くやっていくためのお薦めの方法をいくつかお教えしましょう。これで、ベトナムでビジネスを成功させる可能性もアップするはずです。

ベトナム流ビジネスとエチケットを理解する

ベトナム戦争の名残と経済の激動を乗り越え、ベトナムは現在再建を果たしつつあり、世界の基準に追いついてきています。ベトナムの人々と仕事をするにあたって、ベトナムの歴史、文化的価値観、ビジネスのやり方をよく知っておくことは必須事項でしょう。

ベトナムではビジネスのやり取りは主に紹介から始まります。基本的に、ビジネスでの関係構築には他の関連業者などからの紹介がベースとなっているのです。ただ現在は、インターネットや、ベトナム企業の競合性を利用して、直接コンタクトを取ることも一般的になっています。

ベトナムのビジネス上の関係は、必然的に社会的関係と重なります。家族や趣味、将来への展望など、個人的なことを共有するほど、ビジネス上の関係も近くなるのです。

さらにベトナムでは、年長者への礼節が大切です。国営企業や政府機関の場合は特にそうでしょう。これは上手く交渉を進めたい場合に重要です。
また、相手の顔を立てるということも、ベトナムではかなり重要です。相手の階級や年齢に応じて、きちんと敬意を表す必要があります。失礼のないよう、ベトナムでビジネスのやり取りを始める前に、アドバイスなどを受けておくと良いでしょう。

接待もまた重要な要素です。接待での食事やパーティーは、ホテルやレストランで行われます。ベトナムのビールや輸入ワイン・お酒などが食事についてくることもよくあるので、接待の相手方と乾杯を交わしましょう。食事の後は一緒にカラオケというパターンもあります。

ベトナム流のビジネス文化やエチケットを簡潔にまとめることは簡単ではありません。バーチャルチームや、ジョイントベンチャー、事業を組む際、ベトナム人の同僚や仲間とうまくやっていくために、文化的な知識やスキルを高めることは必須です。ここまでで述べてきたことは、最初のステップとしては基本的なことと言えるでしょう。

ベトナム人の考え方を理解し、慣れる

人の考え方というものには偏りがあり、なかなか変えることのできないものです。けれども、ベトナム人の働き手を導く経営者として、次のことを頭に入れておく必要があります。
まずは、ベトナムの仕事仲間の心の「声」を学ばなければなりません。そのためには彼らの言葉や行動を観察・分析しましょう。彼らの習慣・性格・思考態度を理解し、様々な状況に対する解釈や反応を知ることは、彼らの考え方を向上させたい場合に役立ちます。

続いて、ベトナム人とはユーモアを交えて明るく会話をするのが良いでしょう。人を元気にさせるような会話は大きな変化をもたらしてくれます。改善してほしい点は冗談を交えて、改善のためのアイディアを巧く伝えましょう。ただ、覚えておかなければならないのは、彼らの価値観を高めたいなら、まず変化をもたらすことのできる影響力を自分が持つことです。自分が模範となる以外に道はありません。

そして、スタッフ達に積極的に行動するよう声掛けをしましょう。彼らが正しいことをしたときは、しっかり称賛することです。責任感を持たせ、仕事のレベルを上げてあげましょう。最近のベトナムニュースのインタビューで、海外の経営者達は、自分の会社のベトナム人スタッフは熱心に働き、自分達の仕事に興味を持ち、責任を持っていると述べていました。もし、あなたの部下にそのような様子が見られなければ、しっかりと導いてあげましょう。自分は良い経営者で、素晴らしい雇用者を育てることができると信じましょう!

ベトナムの人々は概して正直で人なつっこい性格です。ベトナム人の仕事仲間の習慣や行動をいったん理解できれば、良い関係を築くことは難しくありません。また、どこの経営者も楽しい雰囲気を作りたがるものですが、最終的に重要となるのは、ビジネスの主な目的は効率良く利益を上げるということです。個人レベルでは、誰かに無理強いされると失敗するかもしれません。ベストな方法は、巧く導いていくことでしょう。ベトナムはこれからの国です。想像しているよりももっと素晴らしい経験をすることができるはずです。

つまるところ、「人生は旅であり、目的地ではない」(Ralpf Waldo Emerson)のです。どんな決断を下すにせよ、それはあなたが決めることです。ベストを尽くしましょう!

私からのアドバイス<海外就職編>

海外での仕事を手に入れる方法

海外での仕事を探すのはなかなか難しいものです。ここでは、海外で自分の理想の仕事を手に入れる方法をお教えします。
他ではできない経験をしたいと考えている新卒者にも、環境を大きく変えたいと考えている社会人にとっても、国境を越えて行くというのはエキサイティングな選択肢と言えるでしょう。ただ残念なことに、海外で暮らしたいと願う人達の多くは夢を叶えるに至らず終わってしまっています。その訳はたいがい海外での就職先を見つけることが難しいからです。そのための準備ができていない場合は特にです。
私達は業界の専門家に話を聞き、海外で仕事を見つける秘訣をシェアしました。ここでは、そのいくつかご紹介したいと思います。

オンラインネットワーキング

インターネットのおかげで、海外での職探しはこれまでにないほど簡単になってきてはいますが、メリットはそれだけではありません。ソーシャルメディアが広まったことで、国際的な職業ネットワークも作ることができるのです。「オンラインネットワーキングは、人との直接的な繋がりを作るのに役立ちます」と話すのは、リサ・マレン氏。彼女はハロゲン・ソフトウェアの企業HRの担当をしています。「ネット世界でのコミュニティやユーザーグループは、求職者がネットワークを作り、スキルをアピールするチャンスやソートリーダーシップを与えてくれます。世界中に自分が仕事を探しているのだと言って回る必要はありません。」

直に体験する

お気付きかとは思いますが、別の国へ新たに移住するというのはとても大きな変化です。真剣に移住を考えている人はおそらく、既に働きたいと思っている国に一度訪れたことがあるでしょう。そうでないなら、一度その国へ旅してみるのも一考です。実際に行ってみれば、その国の文化を知ることができるし、仕事を得る可能性が高まるなんてこともあるかもしれません。

現地の採用様式を調べておこう

海外の仕事を求める人はたいていカルチャーショックに備えて心の準備をしているものですが、国によって採用プロセスが異なるということを見落としがちです。商品卸総合サイト、セールフーのCEOで共同設立者のサイモン・スレイド氏は、次のように述べています。「国外で就職するつもりなら、現地の採用様式を把握し、その国の第一言語で履歴書を書くことが大切です。例えば、ニュージーランドでは、アメリカ式ではなく、イギリス式で履歴書を作成しましょう。」

また、中には言語の違いだけでは済まない国もあります。ラブランド氏は次のように続けます。「中国では履歴書に自分の写真を貼付するのが当たり前です。現地の履歴書フォーマットを使うことで本気度をアピールできるでしょう。」

会社に残りつつ海外へ

海外で働きたいと考えている人は、離れた所ばかり見ていることが多いものです。けれども、もっと身近なところから調べてみるのも良いでしょう。「現在勤めている会社で海外赴任の空きがないか調べてみましょう。社内での海外転勤制度がなくても、行きたい国のHR担当者に連絡してみることはできます。」
CCTVのグレン・ラブランドHRマネジャーはそう話し、次のように勧めています。「職業団体に所属しているなら、海外にオフィスがないか調べましょう。現地での職探しを手助けしてくれる人を紹介してくれる可能性もあります。」

自分について伝えましょう

面接で聞かれることは雇い主によって様々ですが、生まれ故郷である国から離れて働こうという人なら皆、当然その理由を尋ねられるでしょう。「海外移住を希望する理由を、筋道を立てて説明できるようにしておきましょう。海外で働くことがキャリアアップに繋がる、配偶者が移住するので自分も就職する必要がある、海外で暮らしたいとずっと夢見てきて、今がその時と考えている、などです」とラブランド氏。そしてこう続けます。「採用担当者、またその責任者は、就職希望者がどこまで本気で契約を全うする意志があるかをきちんと知りたいと思っています。手続きのための書類や就労規制についてなど、外国人の雇用は煩雑です。雇用者サイドにとっては、採用した人材がなかなか動き出さないということは大きなリスクなのです。」
そして最後に…

忍耐は実を結ぶ

ここまでの話で、海外で働く準備も整い、そこから飛び出して世界を見に行けると思いますよね。けれども、すぐには無理です。国内での就職とは違い、海外で働くには思いのほか時間がかかります。「職探しに4〜6か月はかかると思いましょう。また、ビザの手続きはもっとかかるかもしれないと思っておいた方が良いです。例えば中国中央テレビでは、ビザの申請用紙が届くまでに、採用されてから4か月近くはかかります。バックアッププランを用意しておくこと、海外移住に全てをかけてしまわないことが重要です」と注意を促しています。

ベトナム 第4次産業革命(インダストリー4・0)の体制が整っていない国に仲間入り

世界経済フォーラムのレポートによるとベトナムは、教育、人材、革新技術の面で低い位置にランクするとしています。

世界が第4次産業革命に突入し、この先ベトナムには多くの課題があるようです。その理由は、世界経済フォーラムでベトナムにはその体制が整っているないとされたからです。

世界経済フォーラムが評価したように、ベトナムは教育、人材、革新技術の面で低いランク付けがされていますが、これらの要素は全て第4次産業革命には欠かせないものです。

「将来の生産のための準備報告 2018」では、世界経済フォーラムが100カ国の分析を行っています。その分析はまた、世界の製造付加価値(MVA)の96%以上を占める経済圏や、世界各国の国内総生産(GDP)にも及んでいます。

分析の評価は、生産の牽引役から生産構造に至る59の指標で構成されています。

評価は1から10までの10段階でされていて、ベトナムは、生産の牽引役部門は4.9ポイント、生産構造部門では5.0ポイントで、シンガポールや、マレーシア、インドネシア、タイに遅れを取っています。

また、技術革新部門は90位、テクノロジープラットフォーム部門は92位、革新能力部門は77位、人的資本部門(労働者の技術や経験をもとに評価)は70位、大学の質部門では75位、数学・科学教育の質では68位、職業訓練の質では80位となっています。

グェン・スアン・フック首相は昨年12月、ベトナムは労働者のため、そして包括的な情報技術システムがデジタル経済に貢献できるように、さらなる技術訓練の供給が必要であると述べています。

また、デジタル技術部門に貢献できる高いスキルを持つ技術者を100万人以上雇用することを目標に定めました。

5月にはベトナムが第4次産業革命に加わるための力を強化するよう勅令を発行しています。

フック首相はベトナムが重視しなければならないことは、第4次産業革命のチャンスを掌握し、負の影響を最小限に留めるために、技術革新への投資事業をサポートしつつ、情報技術インフラの発展を行うことだと指導しています。

テクノロジー・コミュニケーションの分野でベトナムは、2018年までに安定した完全な4Gネットワークを整備させるとしています。IoTの需要に応えるための5G技術の調査・開発もできる限り早く始動させる予定です。

ベトナムが重要視している科学調査・教育分野の項目は、数学・物理・情報技術・基礎科学です。また、先端技術研究・生産の質を向上させるための革新技術・知的財産・生物学工業は、最優先で取り組むこととなる予定です。

世界中で起こっている第4次産業革命は、デジタル・物理・生物学的技術とIoT・AIの融合に基づき進められ、社会経済生活のあらゆる面に強い影響を及ぼしています。また、生産手段や労働力に変化をもたらしているとされています。

世界経済フォーラムが評価した100の経済圏のうち、生産の本質が変わることで利益が得られるベストポジションについていると報告されたのは、ヨーロッパ・北アメリカ・東アジアの25の経済圏だけで、以下の国がそうです。

オーストリア・ベルギー・カナダ・中国・チェコ共和国・デンマーク・エストニア・フィンランド・フランス・ドイツ・アイルランド・イスラエル・イタリア・日本・韓国・マレーシア・オランダ・ポーランド・シンガポール・スロベニア・スペイン・スェーデン・スイス・イギリス・アメリカとなっています。

また、世界経済フォーラムによると、ロボットの販売はおよそ70%が中国・ドイツ・日本・韓国で行われていますが、中国が最速の成長を見せているようです。